2022-08-12

小説なんかでぜんぶ同じ人が喋ってるのあるよな。

地の文から登場人物まで同じ人が喋ってるやつ。

一部例外は絵に書いたような悪人とか、カフェのウェイターとかNPC的な端役だけ。

 

その他の主要登場人物は「短気で怒りっぽい」とかい性格地の文説明するから

ああこの人は短気で怒りっぽいという設定なんだなとはわかるんだけど

実際のキャラ言動では短気で怒りっぽい人を演じているすごく冷静な人が

喋ってるよこれ、ってやつ。

 

あと小説なんで当然、それぞれの登場人物対立があって

激しく議論したり戦ったりするんだけど

なんか妙にみんな物わかりがいいんだよな。

心の底で通じ合っているというか。

人間特有の愚かな憎しみとか怒りが全然なくて妙にさっぱりしてて

???これって戦う理由がないんじゃない?とか思うやつ。

要は同じ人がそれぞれのキャラを演じているだけで

思想信条みたいなものは全部同じなんだよなあ、って感じるやつ。

 

あいうのは、なんでそんなふうに感じるんだろと少し不思議に感じる。

だって結局は所詮ひとりの作者が書いているんだから

同じ人が別のキャラを演じているだけだから同一人物だ、って感じるのは

しろ自然なことだとも言える。

でも、そういうふうに感じたり感じなかったりっていうのはどういうことなんだろ?

  • 銀英伝でこれを強く感じたのを覚えている。 どういうわけか登場人物全員が「達観」してるのは気持ちが悪い。

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