議論が怖いので多数決じゃダメですか?投票とくじ引き民主主義 | NHK | News Up
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220707/k10013706251000.html
多数決をとるなら議題についてみんなが深く理解してからにしなさいということ。
ある議題について理解度がマチマチな集団があったとして、いきなり多数決をとって全体のためになる結果が正しく出るかな?
シンプルな議題だったら、出ることもあるだろう。でもちょっと複雑な議題だったら?
たとえば、選択肢の中に「パッと見よさそうだけどよくよく考えたら実はたいへんまずいものだった」みたいなのが潜んでいたとしよう。
「いきなり」多数決をとると「たいへんまずい」ことにたまたま気づかなかった人たちがうっかり「パッと見よさそう」な選択肢に手を挙げてしまうよね。
そういう人たちも、「君は気づいてないかもしれないけど、この案はここがたいへんまずいんだよ」と教えてあげたら「えっ、そんなつもりじゃなかった!」と選択を変更するかもしれない。
そういう行き違いをなくすために、多数決をとるにしても事前に議論をして、選択肢の妥当性を共通認識としてしっかり煮詰めておくことがだいじなんだよ。
議論といっても、自分自身はそれに参加できなくてもかまわない。議論が公開の場で行われればいい。
意見の異なる者同士が公開の場で互いの意見の長所短所やメリットデメリットを指摘し合う。そうすると、マチマチだった集団の理解度が揃ってきて、ひとりひとりの判断がより客観的になる。みんなで同じものを見ながら多数決がとれるようになるんだ。
「みんなが深く理解」したかどうかなんてどこの誰が判断してくれるんだよ 反対してる側は、ちゃんと理解すれば自分と同じ意見になるのが当たり前だと思ってんだぞ だから国会だって...
でも少なくともそういうプロセスが必要だってことはわかるよね?
プロセスの成立を誰も証明してくれないのだからそんなものはないのと同じだぞ だから「多数決を取るべき適切なタイミング」なんて永遠に訪れないわけだ
だからプロセスそのものが不要だとおっしゃる?
そりゃ賛成側は取ったという体裁ぐらい整えるだろうよ もちろん反対側は「まだ議論が足りていない」と言うだけ
議席数という「事前多数決」がすでに済んでいる国会審議において議論のプロセスが不毛に見えるという気持ちはよくわかる。 しかしそれだって支持率や次の選挙の投票行動というかた...