2022-05-11

傭兵と雇い兵と傭い兵

ウクライナ戦争を伝えるテレビ番組の中で、傭兵のことを雇い兵と呼ぶ、または傭兵と口にだした後に雇い兵と言い換えている発言者が多くて気になったので

ちょっと調べたら、新聞報道方針で、傭兵の傭は常用漢字外だからなるべく雇い兵に置き換えることになっているらしく

そちらとの統一というか整合性のために音声情報でも「やといへい」が使われているんだろうなあ、と自分の中で納得したのが1・2ヶ月前のこと

地上兵力不足のロシア 傭い兵途切れ戦力に赤信号 ウクライナ戦争 2022/5/11

https://www.sankei.com/article/20220511-Q7WHDFUNVFJ75NS3AZ5STBQHWM/

有料記事タイトルと冒頭しか読んでないけど、雇い兵ならぬ傭い兵が出てきておどろいた

雇用はもともと雇傭と書き、どちらも雇うの意味同義漢字を重ねて作られた語で常用漢字外の傭を同音の用で置き換えた

から傭の字も雇うと読むからおかしくはないが、傭兵のかわりに「やといへい」が出てきた経緯を考えれば

「やといへい」にしたいなら雇い兵とするべきだし、傭の字が使いたいなら傭兵でいいだろう

ちなみに報道によっては見出しでは傭兵、本文中で雇い兵を併用していることもある、あくまガイドラインなので

シリア市民殺りく」ウクライナでなぞるロシア 現地指揮の統括司令官任命 ブチャ虐殺傭兵ワグネル関与か 2022年4月11日

https://www.tokyo-np.co.jp/article/171066

シリア内戦などに参加しているロシア民間軍事会社「ワグネル」の雇い兵が関与した疑いが強い

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん