人は未来に希望がないと生きていけないと今更ながら強く思ったので色々書いてみる。
俺は昔鬱病で通院していた。
昔から、今さえ楽ならそれでいいという考えで行動しがちだった。
楽な方の道を選ぶということは未来へ繋がる道を捨てるという事だ。
その繰り返しの果てに、未来へ繋がる道が何も無くなり、明日を迎える意味が無いと思うようになり、もう今日で死んでもいいやという思考になったため病院に行った。
人は明日を迎える意味を持っていないとダメなんだなとその時悟った。
辛くても何か努力をして未来に繋がる道を自分の中で残しておかないと人は生きられない。生きる希望とはそういう事だ。
よく学校のお偉いさんが生徒に対して、学生時代とは植物に水をやる様なものだという例え話をしていた。
また、鬱病当時を振り返ると、薬を毎日飲み続けるという行為が生きる希望になっていたのだと思う。
今日薬を飲む事で明日は今日より良くなるかもしれない、という希望が湧くのが治療になるのではないだろうか。
飲んでた薬の成分なんてどうでもよかったのかもしれない。毎日飲む事が大切だったんだなと思った。
明日を迎える意味について気づきを得た時、眠れない理由についてもわかった気がした。
明日に希望がないから、寝て明日を迎えようという気になれないのだ。
どんなに小さくてもいいから明日を迎える意味を作る事で寝やすくなる。
楽な生き方でも全然良いが、最低一つは努力してでも未来に希望がある道を残しておけよというお話。
メンタルやられてる人の話を聞いたので少し考えてみた事を書いた。