雇用の流動化が叫ばれる昨今、労働者の退職は珍しいものではなくなった
そんな昨今の労働環境は、経営者目線から見ると退職金の支払いを他の経営者に押し付けるゲームだ
日本の正社員の給料体系は月給は低め、その分を退職金に回し、さらに税制上も退職金には非課税措置が取られる事で
一人の労働者にできるだけ長く止まって仕事に熟練してもらうことにウエイトを置いて設計されている
逆に労働者が取り替え可能であるならば、経営者としては出来るだけ退職金を払わない方が安月給で労働者をこき使えるので得だと言える
この点から見て、昨今のカジュアルに退職していく労働者は経営者にしてもありがたい
そもそも退職金がちゃんと出る会社って多いの?
年俸制にして退職金なしみたいなところも多いよね