2021-10-08

anond:20211008055731

半分合ってて、半分違うような感じでしょうかね。

最初期の共産主義は、共同生産・共同消費を理念とし、みんなで作った物はみんなでタダで分配するという、

古き良き農村であればそれも可能だろうと思われる思想だった。

けれど、高度に産業が発達して分業が進むと、それこそ高度なAIでもない限り、それをコントロールすることが不可能になってしまったので、

生産された富を社会全体で共有し配分するという、

社会主義がより現実的共産主義と考えられるようになった。

社会主義的共産主義のもとでは、

要は所得税の税率が100% で、その代わりにベーシックインカム的な補償が受けられるというのが、理想形だけれど、

所得税累進課税で最大75% までとして、ベーシックインカム平等支給なら、

今の日本でも法整備を進めるだけで、割と近いところまで実現可能なんだよ。

税で金を集めて手厚く社会保障する、今の日本制度は既に十分に社会主義的であり、

税率をちょっと上げるだけですぐにでも現代的な共産主義社会へと変われる一歩手前にある。

からこそ、リベラルと呼ばれる人達は、政府を小さくして税を下げようと必死になるんだ。

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