2021-09-10

新型コロナワクチン情報偏向

学生の頃、バイアスがかかっていない純粋歴史が知りたくて、世界フラットに捉えた本を探したのだけれど、結局見つからなかった。どの本も思想が偏っていて、こりゃあ両方読み漁って自分なりの結論を導くほかないと考えたものだ。

新型コロナワクチンについても同じ感想を持つことに気付く。

識者の見解は真っ二つで、彼らは互いに「恣意的統計をするな」と罵りあっている。例えば、一方は「イスラエルワクチン効果なし」、もう一方で真逆の論を唱える。この件については前者が間違っているのだが、今度は正しいことを述べていた後者が「ワクチン副作用はない」と言い出す始末なのだ

歴史のような認識の違いは起こり得ないはずなのに。医学は言ったもん勝ちの世界ではないはずなのに。もちろん、未知の部分が現状を招いているのは理解しているが、高学歴の皆様方はあまりにお粗末ではないか

我々一般人が、極めて冷静かつ根拠に基づいた情報に触れることができるのは、果てしていつになるのだろうか。もはや何が真実で何が嘘かわからなくなった私も、陰謀論者と同レベルに堕ちているのかもしれない。5G。

  • 普通の人はそこまで至らない。 単に偶然目にした情報にいれこんで両者を比較検討すらしない。どちらの意見が事実に即するかじゃなく、自分の聞いた話が真実であると思ってるのが陰...

  • 生データを弄れると割と楽になれる。統計というかグラフは人の意図が入る。入っていないグラフは見難いので、どう読み取ったら良いか決まっているものが好まれがち。

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