幼少期の思い出。両親ともに収入が少なかったけど、お金に困ることはなかった。とにかく金を使わない家庭だった。
だから家族で外食した記憶がほとんどない。泊まりがけの旅行をしたことも一度もない。日帰り旅行は何度かしたけれど、いつもおにぎりを持参して、昼は公園でピクニックしていたので地元の名物料理を食べることがなかった。
外食の思い出で唯一記憶に残っているのは、私が高校生の頃、兄の就職祝いで近所のガストに行ったこと。同居していた祖母が「私が払うからなんでも好きなものを頼め」といったものの、家族全員外食なんてしたことがないのでどうしていいかわからず、一人一品頼んでみんな無言で食っていた。わたしだけデザートをたのんだ。桃のヨーグルトだったような気がする。
大人になって友達や恋人と泊まりがけの旅行をしたり、人とよく会う仕事をしているので外食をしたりするのだけれど、たまに、こういうハレの場をうまくこなせないな、と思ってしまう。
気張ってしまうというか、こなれ感を出せないというか。
三万円。 三万円使って税込み千円ランチを30回もこなせば外食の段取りやこなれ感がつかめる。 親が清貧だったならば知識も経験もまだまだろう。 これから知る喜びがある。 きっと同...
何年かすれば慣れる 成金が次第に金遣い粗くなるのと同じで習慣化していくといつの間にかそれが普通になる
俺もいまお金使える状況ならどうするかをお金稼ぐ前に鍛えてる段階だよ