2021-07-30

福島県産の桃と山梨県産の桃の違い

福島の桃と山梨の桃がスーパーで隣り合わせに陳列されていた。

同じ値段で、同じピンク色のフルーツキャップに包まれ、同じピンク色のトレーに入れられて。


個々の商品には産地も書かれていないし、レシート確認しても「もも バラ」とだけ書かれている。

恐らく僕が値札をこっそり入れ替えても誰も気づかないだろう。

値札に掲げられた産地表示の違いだけが消費者行動にどれほどの影響を与えているのか気になるところだ。



ちなみに僕は福島の桃を手に取った。

女子ソフトボール決勝の白熱した試合を見て、そしてアメリカ代表監督福島の桃を6個も食べたという話を聞いて福島の桃を食べてみたくなったからだ。

別にこれまでも福島県産だからといって特別忌避していた訳ではないのだが。)


今回のオリンピックで謳われている復興五輪という題目オリンピックの持つ影響力に懐疑的意見を持つ人は少なくないようだが、

少なくとも東京オリンピックを見ていとも簡単熱狂している僕のような単純な人間の行動に影響を及ぼすだけの効果はあるらしい。

  • 固さでわかっちゃうんじゃないか? ってそんな食べ比べしてる人間そういないか

  • この暑さで桃が一気に熟してしまって、桃農家悲鳴あげてるって。 熟しすぎて流通に乗せられないんだって。   どこ産でもいいから、桃食ってくれ。

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