以下、言いたいことを要約すると
「生活が面白おかしくないor生活を面白おかしくしようとすることの言い訳として芸術という名分が許されていたのだからそれをこれまでどおり延命しろというのがこのツイッタータグの(複数の)発信者のツイートを明らかだ。」
となる。
このツイッタータグを我が国の「文化」を支えるような著名人は誰も発信していない(ようにおもわれた)。
そもそも「文化」+「芸術」の「文化芸術」の定義が特殊用法であるようにおもわれるので、その一点を突く。
「文化」はもはや私たちがとりあえず生きるために必要だが(貧困国に裸一貫で放り出された場合をシミュレートせよ)、「芸術」ははたして生活必需品だったのか、翻って日本人芸術家によって生み出されたそれがあったかというと問いには、少なくとも昭和生まれのマーチ文系卒である単身労働者である私は答えることができない。
勢いで強制終了しそうになる生活に対して踏みとどませるようなるような、詩が、小説が、流行歌が、映画がここ20年でありましたっけ?
この問い自体が間違いだ。
このツイッターハッシュタグの発信者にとっての「芸術」は「imitation of life」に過ぎないのではないだろうか。