最近「コロナのせいで青春を失った」という記事をインターネット上でよく見る。わたしもコロナの影響で修学旅行に行けなくなったりオンラインで授業を受けたりと、一応高校生活の約1/3を非日常のなかで過ごした人間だから当たり前だった学校行事がなくなることに気持ち悪さがあるのはなんとなくわかる。
しかしわたし個人としてはコロナとか関係なく毎日つまらないしつらいけどなんだかんだで生きているしそれでいいや、という感じなため「青春を失う」という感覚がいまいちわからない。
友達との会話などに意義を見出せないとか学校にいるだけで動けなくなるくらい疲れるとか学校に行きたくない、というのもあるが、衣食住と学習環境を与えられているだけでとても贅沢なことな気がしてなにかを失ったとは思えない。砂を噛んでいるような毎日だけど十分すぎるくらい素晴らしい環境にいるし幸せなんだと思う。
しかしどうにも青春にとって衣食住と学習環境が与えられていることは必要条件らしい。自意識過剰かもしれないが、わたしがなんだかんだで満足していた日々が『かわいそう』なものだと言外に言われているみたいですこしかなしい。