遭遇というか、俺の仕事中に客として来た。
向こうはもちろん俺には気付かなかったし、俺も何も言わなかった。ただの店員として対応しただけ。
彼とは中学校から別れてしまったけど、小学校ではやんちゃな人気者という感じで、
俺はもちろん本読んでばっかりのうじうじしたクソガキだった。
通学路がいっしょなので、3,4人のグループで一緒に登校すること多かったけど、彼は俺のこと嫌いだったんじゃないかな。
うじうじもごもごして根暗で、でもテストの成績だけはよくて先生からの覚えがめでたい。
話も合わないし一緒に遊んでもつまんなかっただろうな。
今の彼は、飛びぬけてかっこよくてビビったわけではないけど、
やたらすらっとしたモデル体型に成長していて、40歳を超えてる割には髪にも艶があるし洒落たメガネもかけてるし、なんだか充実してそうだ。
自分も小学生のころよりはまともな人間として生きているが、やっぱりなんだか自信満々に彼に声はかけられなかった。
商品の話はできるけど、「同級生のA君だよね!?」なんて声はかけられなかった。
もう大学以前のことは一切思い出したくないんだ。
別にそれでいいと思う。 多分元増田とほぼ同世代と思われるけど、こちらも良くなかった高校入学より前の時代の人など、それをしないとまずい時以外は声はかけない。 こちらも以前、...
中学、高校とか同級生の顔も名前もほとんどみんな覚えてねえわ 昔からなぜか孤立してしまう子供だったので誰とも親しくなれず過ごしてしまった 卒業してから今までの人生で3人から...