確か席順が決められてて、俺は隣になった素朴な感じの美人とペアになった
その時点でまあまあ嬉しかったんだけど、ある日さらにすごいことが
「自分の良さをアピールして、ペアの人に求婚しろ」という課題が出たのだ
たどたどしい英語で、「わたしと君の性格は、こう、合うと思うから、多分いい人生が送れると思う、一緒に…だから、結婚してください」
かなりグッと来た
So... Marry me! って言われた瞬間、ガチで「ああ〜たまらん!」とか言いそうになった
俺は「ぼ、僕は料理ができるんだな…」みたいなことをデュフデュフ言った 我ながらキモかった
彼女とはあの講義以来あってねえし、何なら名前すら知らんし、もはや顔も可愛かったことしか覚えてない
でも求婚されたんだよな
命令形なのがいいな