2020-12-30

社会がわるいと自己責任は両立するという話

たとえば、ある大学院生が、猶予手続きにしくじって学生支援機構から「期限の利益喪失たから○百万円一括で返せ」と言われたとして。

その貧困は、そもそも奨学金を借りないと払えない高い学費や、生まれた家の裕福さのような本人にどうしようもない要因のせいでもある一方、ちゃん猶予手続きを不備なくしていればこんなことになっていないのも事実で、外部の環境が原因であることと、本人がダメだということは矛盾なく両立している。

大学学費が安ければ、非常勤TA給料もっとあれば、家が裕福で学費を出してもらえていれば、と思うけど、現行の制度下でも本人の選択が1つでも違っていれば貧困に陥っていない。

から、貧しい本人は社会のせいでと思う一方、他人から向けられる自己責任という言葉も間違っていなくて、それを本人もわかっているから、より一層こういう状況は辛いものになるんだと思う。

  • 自分の失敗を社会のせいでって思っちゃう時点で、その学生には責任転嫁する悪癖がついとるな

  • かわいいと思えばいくらそいつに落ち度があっても社会が悪いと大騒ぎし、気に食わない奴を前にすると急に自己責任を強調する 俺ははてなでそういう奴をたくさん見てきた

  • それは事実だよ。 ただ、出身階級による難易度と非難/賞賛が釣り合ってないんだよ。 そして救済策がない、低難易度マウンティングゴリラの楽園。

  • こういうやつに限って、津波に流されたら100億円のヘリで俺を助けろと喚くんだよね

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