たぶん、まず最初は心療内科や精神科よりもカウンセリングに行くのが合っている。
数年前の話だが、自分が心の不調を感じて、病院に行こうとしたとき、まず心療内科に行った。いくらか質問を受けて答えた後、延々と説教をされて終わった。
うつと診断されるにはこれが足りない、発達障害と診断されるにはあれが足りない、考えすぎだ、あなたは何も問題はない。など。
これがスタンダードなのかがよくわからなくて、友人がおすすめしてくれた医院の方にも行ってみた。同じように、質問に答えた後は説教をされて終わった。これがスタンダードだったみたいだ。
薬を飲まなければならないほど深刻なわけではない、というのがわかったのはもちろん有益だったし、数千円でその確信が得られたなら安いものだろう。
ただ、「何も問題はない」という言葉がどうしても自分にはきつすぎた。この程度で専門家に頼ろうとした自分がおかしいのだと言われた気がした。たぶん実際そういう意味なんだろうけど。
カウンセリングではもうちょっとマイルドに事が進むらしい。必要であれば薬を処方するために心療内科や精神科につなげてくれるとも聞いた。また「何も問題はない」と言われるのが妙に怖くて、自分は行けていないが。むりやりなんとか生きていこうと思う。一応、生きているし。
もう少し前から知っていれば、今でも気軽に利用していたのだろうか。当時の自分は、心の不調を専門家に相談することについての知識を、あまりにも持っていなかった。
だから、もし一度自分の心の不調について専門家に相談してみたいと思っている人がいれば、まずはカウンセリングに行ってみてほしいと思う。
自分は順番を間違えた。まず最初はカウンセリングに行くのがたぶん妥当な順番だ。カウンセリングで済めばそれでいいし、済まなければおそらくカウンセラーがスムーズに心療内科や精神科につなげてくれるだろう。行ったことないけど。
つらいと感じた時に専門家に頼るのは何もおかしくないはずだ。目が痛ければ眼科に行く、腹が痛ければ内科に行く。自分に似た人が出なければいいと思う。
まともなメンクリほど患者と福祉をつなぐ役割を担ってるから、 単におクスリ欲しかったりメンタルヘルスの相談したいだけならそういう病院やカウンセリングの方が良いのは当たり前