呪いとかいうワードチョイスをしている辺り増田も内心では自覚しているんだろうし、酷なことではあるけれど、嫌ならデメリットを甘受してでも「私の作品は二次創作禁止です」って言わなきゃただの我儘でしかないよ。
結局なんで『二次創作を許容しなければならない空気感と文化』ができたかと言えば、個々人で見れば増田のように嫌だと思う人がいても、全体で見ればそういう文化があった方がプラスになるからだよ。
増田が人の作品を勝手に使って二次創作している奴らのことを思ってやる必要はない。
だけど、そうした二次創作を上手く利用して宣伝をしたいと思っている出版社や、二次創作からプロへの道を拓いた同業のクリエイター、二次創作が副収入になってなんとか食いつないでプロをやれているような駆け出しクリエイターのことはどう考える?
増田一人が自分が権利を持つ作品に関して「嫌です」と言えば良いだけのことのために、そうした人々を巻き込んで文化全体をまとめてぶっ壊したいという願望が、増田自身は正しいものだと思っているの?
別に今、増田が行っている方法以外でも創作物を発表することはできるのに、増田は二次創作を許可しないといけないような文化圏の中で発表することを”自分の意思で”選んだんでしょ?
その文化圏の中で作品を発表することのうまみ(商業的利益とか)を得ておきながらそこの文化に反するのはフリーライド的な考え方なんじゃないの?
うーんこの増田はさすがに自己責任論が過剰に感じる… というか元増田の責任を押し広げすぎてない? てか言いにくいだけで同じしような葛藤を抱えたクリエイターって少なくないだろ...