なんとなくわかるような
なんとなくわからんような
『1億円』と『1億円の絵』は等価なので、どちらを燃やしても『1億円の価値』がこの世から消えることになると思う。でもただ消えただけじゃない。
これを食べ物と考えたらどうだろう?
食べ物は食べたら消える。では例えば1000円の食べ物を買って食べたら、この世から1000円(の価値)が消えたことになるだろうか?
俺はならないと思う。
食べ物は食べた人間の血肉となり活力となり、場合によっては『美味しい』という体験を提供するかもしれない。
絵画や1億円を燃やしたビル・ゲイツの場合も基本的には同じだと思う。
ビル・ゲイツは1億円を出すか1億円分の価値を誰かに提供することで絵や1億円を得た。
だからその体験に1億円分の価値があったかなかったかはわからないが、客観的にはビル・ゲイツはその体験に1億円払ったってことになる。
「食べ物と絵は違うじゃん」と言うかもしれない。確かに食べ物は買って食べたら終わりだが、絵は売り売られするのが本分というイメージはある。
でも所有者が納得の上で燃やすならそう変わらんと思う。
社会に存在する金の総量が1億円分減ったのは確かだが、1億円の札束を『1億円の価値ある紙束』と置き換えればこれは別に食べ物や絵と何も変わらんのじゃないだろうか。
だから
というのは少し違って、労働者が生み出した価値自体は消えてなくて、廻り廻った金を所有者が燃やしてもそれは物質としての金が消えたに過ぎないのではないかな、と。
例えば1億円手に入れたら、それで絵画を買います。 1億円の絵画です。 その絵画を燃やしました。 あれだよ、Youtubeで「1億円の絵画燃やしてみました」とかやって収益回収とかしないよ...
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