2020-09-10

中学生の頃、スーパーファミコンの「ウイニングポスト」というゲームをほぼ毎日時間もやり込みまくっていた時期があった

自身馬主となって競走馬を購入し、レースでの勝利を目指す内容なのだが、お金を貯めて牧場を開設すると自分でも馬の生産を出来るようになるのが非常に楽しかった

レースを勝つだけでは物足らなくなった自分は、自分の子孫を増やしてレースに勝たせることを楽しむようになった

期待出来る良血馬をセリで購入し、「マスダコウタ」と自分名前を馬名にした

マスダコウタは日本ダービー天皇賞などの大レース勝利し、引退後は種牡馬生活を送ることとなった

初年度の種付料は1500万円くらいだったと記憶している

種付をする牝馬には「キムラアヤカ」とか「ニシダユカリ」とか当時好きだった同級生女子名前をつけていた

マスダコウタは同級生女子に次々と種付けし、生まれてきた産駒は次々と大レース勝利した

日本競馬界がマスダコウタの血統で埋め尽くされ、ありとあらゆるレースを勝ったところで私は飽きてゲームを辞めた

1回種付するたびに1500万円稼ぐ大種牡馬マスダコウタ、それにひきかえ1回種付するたびに3~4万円払わされる38歳未勝利自分

せめてゲームの中でだけでも自分血統を残してやるかと思い、私はゲオウイニングポスト8の中古ソフトを購入することにした

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