2020-07-25

「32歳腐女子」を自分に照らし合わせてみた男の話

25歳ぐらいの頃、とあるヲタ活にはまった。

それまで趣味らしいものはなく生きてたが、たまたまテレビで見て、いつのまにか関連番組を全てチェックし、ネット情報収集することにはじまりTwitterのそれ用アカウントを作ってからは、オフ会を兼ねてイベントにも参戦するようになった。

といっても、東京までは飛行機を使うような地方実家暮らし。親にバレたくはないし、体力に自身もない性分なので、年に1~2回である

同じ趣味で知りあったのは、20代前半の男が多く、大学生もしくは社会人1~2年目が多かった。

さて、本題はここからだ。

一緒になってはしゃぐのは楽しかった。

でもどこか、線を引いていた自分がいる。

田舎長男だしいずれは家庭をという話を、しきりにしていた。

仕事のことを考えて日曜の夜は遅くまで起きて話をすることも避けた。

数万のグッズを買えば特典のあるイベントで、交通費だけでもそれなりにかかることを理由に、買わなかった(貯金はあるので本当に買えないわけではない)。

自分は彼らほど若くないのだと思ってた一方で、どこか彼らのような余裕がなかった。

彼らから見て、俺はどう映っていただろう。

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