経営が傾いた先を当社が救済した形なので子会社といっても文化の異なる完全な別会社だ
自分は3人目の出向者なのだが、前任・前々任共に1年持たずに帰任となり自分が送り込まれることとなった
最初に行った人はメンタルをやられ出社拒否に、次の人はそうなりかけて人事に泣きついたらしい
前任二人からは「社員全員本当に非協力的で会話もないし仕事もしてくれない たまにこっちを見てこそこそ話してバカにしている」
というどうでもいいアドバイスを得て着任したわけだが、自分的には最高の仕事環境であった
まず本当に誰も話かけてこないので、一日を通してほぼ無言で過ごせる
仕事なんぞは協力してもらわなくても自分でやった方が早いので、社内サーバの全てのアクセス権限を貰い自分で全てやった
自分のことを良く思っていないプロパー社員たちも確かにいたがそれは仕方ないことだ
何せその会社の社長や役員よりも自分の給料の方がはるかに高い 嫉まれるのもやむなしと思って淡々と仕事を続けた
当初は出向期間1年での契約となっており、上からも「なんとか1年間は頑張って 1年たったら絶対に戻すから」と言われていたのだが
年度末の人事部との面談で「もう半年だけ無理かな」と言われたんで「別にもう1年延長でもいいですよ」と即答したら