全員に現金給付が何となく良い案みたいに受け入れられてるのが理解できない。
生活困難者に補助するのには賛成。
そのお金がないと死んでしまうような人には給付して救済を図るべき。
だけど全員に配るのは結局のところ中間層が一番損することになる。
10万円を全員に配ると給付のコストもあるので、必要な金額は一人当たり10万円プラスアルファとなる。
これは国の負担になるから最終的に税金という形で国民から徴収するしかない。
だけど当然貧困層は払えないので、その分を引いた中間層+富裕層が総額を支払うことになる。
・じゃあ富裕層が多く支払えばいいじゃない?
富裕層から多少多めに徴収したところで絶対数が少ないから徴収額も大したことがない。
かといって「富裕層は中間層の100倍払え」みたいな極端なことはできない。(所得税を見たらわかる通り)
中間層より数割多く払うくらいの調整にはなるとしても、富裕層は資産が絶対的に大きいので、被害は少ない。
・誰が損をするか?
→結局税金を支払わねばならず、資産もたいしてない中間層が相対的に一番損をすることになる。
はてなに書き込む余裕のある人は大体中間層だと思ってるのだけど、はてなでも賛成意見が多いのが理解できない。
これって誰も得しない気がするのだけど。(強いて言えば、額面が多いほど相対的に富裕層が有利になるかな?)
福祉の性質上貧困層が得をするのは正しい(彼らはある意味社会の被害者なのだから)から、貧困層にだけ給付するやり方の方がいい。
そう思うけど、全体給付の方が良い点もあるんだろうか。
教えて誰かえらいひと。
>これは国の負担になるから最終的に税金という形で国民から徴収するしかない。 ここが間違い