おくすりは誰でも好きになる媚薬じゃないし、淫乱にもならない。
女の子の「恥ずかしーやだーできなーい」のウザさが無くなって、
自分がやりたいことが素直にできる。女の子だってエッチな妄想して、
オナニーしてるんだし。
BL同人誌好きの、物静かで髪を後ろに束ねて眼鏡痩せ気味の女の子に、
行きがけにケーキとコーヒーを買って、ドア締め二人っきりの小さなテーブルに向き合って、
コーヒーを紙コップにそそいで、彼女がケーキをどうしようか思案してる時、
お米二粒ぐらいを水溶性で味は苦い。
僕もつまらないことは言わないし。ここで「くだらない質問にも返答くれる!」なんて全く面白くない。
「暑くなってきちゃった」。ならエアコンの温度を変えればいいのに、
「こっちが?」
「人前で平気な格好かな」
「そうそうそう」
それから女の子はダラパイで炙って胸いっぱいに吸い込んで、息を止めて、
僕の方に来て、墨の華をつまんで、白い息を僕の中に送り込んだ。
僕がわざと女の子の脇の下に手を回すと、「剃ってなくてごめんね」と悪びれることもなし、
僕の膝の上の女の子のジーンズを脱がしユニクロの綿パンを脱がし、
少し汚れたところをところを二人見て、僕が「ぱくっ」って咥えたら、
「愛を感じました」って。女の子の右手は僕の右手を女の子の股にあてがって、
僕の気持ちは、まだなんか、決してつまらなくはないし、楽しんでて大好きなんだけど、
まだ冷ややかで、それも悪くなく好きなんだけど。
頑張って彼女に合わせて「つばが欲しい」って口を開けたら、
「いいよ」って、くちをもごもごして唾液を集めて、僕の口の中に垂らしてくれた、
けどそれが外れて、「あ、もう一回」って、もう一度つばを貯めて口の中に垂らしてくれた時、