2020-02-29

死にたくなる夜に限って

死にたくなってしまった。

もうだめだ

と父にLINEしたら今また入院しているらしい。

こんな真夜中にもすぐにLINEが返ってきた。

そういうあなたのことを分かってくれる人を見つける努力をしなよ、見つかるまではここにいていいよ、

もう俺にはできないよ、俺が全部悪いんでしょ、頼むから寝かせてよと同居人に言われ、私は散歩に出た。

実家に帰ったところで父はいてくれるけど、でも母親がいて、またアマゾンプライムで縄を買うってところまでは見えているのだ。

自分母親が嫌いだから自分家族を作りたいとそういうことも同居人にも伝えていたのだけれど

もうわからない、実家帰りなよと言われて、私が今まで伝えてきたことはなんだったのだろう。

婚約指輪分の30万円を返せる準備をしようと思った。

私の言葉はどこへ行ってしまったのだろうと、言葉と一緒に身体もぽーんと空中に放たれてしまってああこのまま大気圏突破して燃えしまいたいなどど耽っては泣いてふわふわ環七をさまよった。

通り過ぎていく光と影にいちいちびっくりしながら、胃痛カフェオレを流し込んだ。

同居人に言われた悪い言葉たちばかりが頭の中を蠅のように飛び回ってしまっている。

もとはといえば全部自分が悪いのだが。努力はしてきたと思ったのに。やっぱりだめなのか私は。

お父さんにはい会いに行こう

はい死ぬのだろう。

お父さんはいつ死んでしまうのだろう。

お父さんがいなくなってしまったら自分も死のうと思ってきたけど、それももう近いのかもしれない。

  • 胃痛にコーヒーを流し込むって、想像しただけで胃が荒れてくる

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん