2020-02-20

鬼殺し

彼女が7年ぶりにできた。

20歳以来2度目。

浮かれている。

そんな状態で先週彼女の家にお泊り。

手料理を振る舞ってくれるという。

心はウキウキ

チンチンはビンビン。

こればっかりはしょうがない。

出迎えてくれた彼女が作ってくれる料理は鍋だった。

簡単だし美味いし楽だしという理由

だけど鍋だけでかなりのレパートリーがあるらしい。

自身彼女が作ってくれるならなんでも良かった。

こたつに入って料理を作る彼女を眺めていると、キッチンの片隅に置かれている紙袋があった。

彼女冷蔵庫へ行く時にその紙袋にぶつかり、中に入っていたものが散乱した。

解体された鬼殺しだ。

30パック以上あった。

僕はゾッとした。

もしかして彼女毎日鬼殺しを飲んでいるのだろうか?

僕の中で鬼殺しは廃人が飲むイメージがあったので、彼女に対する好感度が少し下がった。

そんな僕をよそに彼女台所の下から鬼殺しのパックを取り出し、開けて、鍋に入れた。

料理酒用だったらしい。

料理酒は塩分が入っているので安い日本酒を使うのがいいとのこと。

安心した。

それから鍋が完成し2人でいただきまーす。

あ、忘れ物☆と彼女冷蔵庫からストロングゼロドライを取り出しプシィと開けてゴクゴクと飲み干しテーブルに置いた。

美味しいねと僕をみつめる眼がいやらしくて、チンチンはビンビン。

年上の彼女最高と思いながら滅茶苦茶セックスしたけど、強い酒を沢山飲んでほしくないなと思った。

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