第三者から見れば保育園はそりゃ建てた方が良いんだけど、だからってそう簡単に物事は進まないということだろう。
この人が保育園を建てようと思ったのは補助金を含めた収益性も理由の一つであり(自分でも書いてるし)、だから別に全くの善意というわけではない。メリットがあるからやっている。
一方で隣地の人達には、メリットがない(という風に捉えられている)。
この人もデメリットというか不動産賃貸業としてのリスクはあるんだけど(まあこの人は業者の話を鵜呑みにして進めただけっぽいので、どのくらい深く検討したのかは謎だけど)、借地人からすればそんなことは資産があるからこそのリスクなんであって知ったことではないし、彼等からすると自分の家の周りが騒がしくなったり車で通りにくくなったりする自分たちのデメリットの方が大きいということなんだろう。
個人的には借地人に対し「俺の貸してる土地だぞ」というナチュラルな差別意識があるのが気になりました。借地の契約を交わして、地代支払いが滞りない限り地主と借地人は対等だと思うんだけど。それなりに若い人っぽいのに、それでも地主ってこんなもんなんだなあ。
地主ていうのはそういうもんです。