コザクラインコ、雛から育てて2歳半になった。飼い始めた頃は性別不明だったが、今は発情行動から女の子と判断している。ただし産卵したことがないので確定ではない。
よくご世間では「コザクラインコは愛情が深く、パートナーと決めた相手一人にしか懐かない」とかいわれたりする。この子にとって飼い主増田の妻がつがいの相手だ。鈴入りボールを投げ合ったり、もやしでチャンバラごっこしたりと楽しそうだ。季節の変わり目には「さあ私の背中に乗って賑やかな家庭を築くのです」とばかりに両翼を広げておしりを高く上げている。
でも増田妻に懐いてしまったから飼い主増田は蚊帳の外になったかといえば、そうでもない。どうやら飼い主増田はインコにとって父親的な存在と認識されているようだ。
今でもインコに晩ご飯を食べさせるのが増田毎晩の日課となっている。といっても挿し餌して食べさせるわけではなく、餌箱を手に持ちインコが食べる姿をひたすらじっとり見つめるだけである。見つめられながら食べる皮つき雑穀は大変美味であるらしい。