2020-01-25

25歳で初めて痴漢に遭った

25年生きてきて初めて痴漢に遭った。

厳密に言うと「もしかしてこれは痴漢かも?」みたいな経験はある。早朝中学に向かっていたら自慰行為をする男性に遭遇したこともある。

でも所謂満員電車で背後から遭う痴漢被害」は初めてだった(本来はそれが当然であるべきなのだけれど)

今まで痴漢に遭ったことはなかったけど、ずっと痴漢絶対に許せないと思っていたし、もし自分被害にあったり被害を目撃したら痴漢突き出してやると思っていた。

実際被害にあってみてわかったことは、思った以上に難しいこと。まず普通にとにかく怖い。

今回の加害者男性だった。ただでさえ自分より力が強い男性を、まして性加害真っ最中男性をひっ捕まえるとか正直無理だった。ちなみに言っておくと被害は臀部を触られただけじゃなくて、男性器を押しつけられたりしたので加害者男性だと思った。

条件も悪かった。満員電車終電で、私は途中下車したら家に帰れない状況だった。痴漢はそういうこともわかってたんだろうな、すごく卑怯だと思う。

とても悔しい。次にあったら絶対に許さない。でも次被害にあったとしても、正直声をあげられる自信はない。

いつもツイッター性差別性犯罪話題に対して憤っていた。でも実際に自分が性被害にあえば何もできなかった。すごく悲しい。

今か、それか明日か、それともいつか。またあの男性痴漢行為を行うかもしれない。その被害に遭うかもしれない人たちのことを考えると本当に悔しい。そして情けない。

勇気が出なくてごめんなさい。帰りのタクシー代なんて知らないと言える経済力もなくてごめんなさい。黙って耐えることが正解じゃなかったのはわかるけど、私はどうすればよかったのかわからない。

  • うわ、、災難 痴漢とかやってる時点で理性吹っ飛んでるわけだし、理性ない人が何するか分かったもんじゃないし、声上げるのも怖いよね……

  • 今は屈辱的で混乱しているんだよ。あなたはそんな扱いを受けるべきじゃなかった。あなたの体はあなたのものでとても大切。ゆっくり休んで、自分を大事にしてね。

記事への反応(ブックマークコメント)

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