親にされて嫌だったことをある日、子供が親にし始める行為らしい。
兄弟との関係を大上段に構えて親が説教してきたので思わず、その関係の下になった自分の性格は天性のものだからそれをとやかく言われても困るという話をした。
さらに、別の兄弟ばっかりかまって自分をかまわないし、わがままを言えば話を聞くよりも追い出すような態度だったので、それがべたべたした人間関係ではなく、ドライな人間関係を好むという性格を形作ったわけで、この正確には親にも一因があることを言えばキレてその時に対応すればよかったのかと言ってくる始末でお話にならない。
この議論とこの態度になんでこんなに苛立ちを感じて罵ったんだろうと思っていたけれど、これがトラウマ返しというやつなんだろうなって思った。
...まあ、誰かがトラウマ返しに成功するような親ならそもそも毒親にならないと書いていたけれど、まあ、そういうところはあるかもねって思う。以前、虐待されたことについて親を咎めたときは逆切れし、言い訳しながらも謝罪の言葉を口にしたが、まあ、そういうことばっかりでもあるまい。
親と付き合っていると、自分が親と家にいたころの親の年にとうに達しているのに幼稚園児や小学生をたぶらかすような扱いをしてくるのが相当面白い。たまには子供だましな嘘やら言い訳やらに付き合ってあげているけれど、きっと本人はうまくいったと思っているんだろうな。