2019-10-09

下町エリア問題

いったい「下町」とはどこを指すのか。

ある人は、いわゆる江戸城下の神田付近のことを下町という。

これは古い江戸っ子の弁だ。

美空ひばりが歌った「私のとなりのおじさんは 神田の生まれでチャキチャキ江戸っ子」の江戸っ子が住むのが下町というのだ。

ところが、台東区とか江東区と接する中央区の友人たちは、自分が住む地域を「下町」という。

江戸っ子からすると、その辺りはぎりぎり下町のようだが、川向こう=荒川の外、江戸川区とか足立区は、下町ではないという。

あくまでも「川向こう」なんだとか。

そんなことを当てどもなく考えていると、埼玉とか茨城出身の友人たちは、自分たちの住む郊外を「下町」と呼んでいた。

ちょっとびっくりした。

いやいや、それは単なる田舎、だろうと。

しかし彼らは、田舎下町、という発想なのだ

かに下町には【低地」とか、「人が密集して済地域」という意味合いがある。

ある人のブログには、

台東区墨田区荒川区・葛飾区の低地全域

江東区のうち、越中島より北

千代田区のうち、山手線の外側

この3つの下町」の定義があるという。

下町娘、という言葉から思い浮かぶ、気立てのいい子のイメージも、

神田駅の皇居寄りの地域女の子なのか、茨城田舎娘なのかで、大きく違ってしまう。

誰か、この「下町エリア問題」に終止符を打ってほしいものだ。(完)

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