>実は川端康成を読んだのは、雪国が初めて。で、べらぼうに感激したので、他も読み始め。。。たものの、雪国を超える感動はなかったです。川端自身、雪国を超える作品は無理だと自分に絶望したのも自殺の原因だろうと、勝手に推測しています。
川端康成はめちゃくちゃ無口な人だったらしく、作品や対談は残しているものの、
本人が何を考えていたかって実はあまり赤裸々に書かないまま、人生を終えてしまったんですよね。。。
僕は「山の音」が好きですけど、晩年の作品読んでると、老いへの恐れが大きかったんじゃないかという気がしますね。
ずっと自分の中にある作品を、好き勝手書いていたら、いつか世間が評価してくれるという気持ちでいましたが、
いい年になってきて、そうではないなと思った次第です。
いやジャンルがもっとマス受けするような内容であれば、どこかでバズることもあると思うのですが、
純文学というのはそもそも間口が狭く、好きなものを好きなように書いているだけだと1次落ちのまま人生が終わるのに気づいたんですね。
そもそも読者がたくさん欲しいのであれば、ジャンルを変えた方がいいというのは、賢いアドバイスだと思います。
かつて幼い僕自身が感動したような、美しい文章を書きたいんですよね。
なんだか逆説的ですが、自分の好きなものを書くために、世の中で求められている小説を探っている気がします。
>あ、なんか偉そうなこと言ってますな。実績も無いくせに。
そんな印象はありませんでしたよ。
この増田の使い方をいまいち知らないゆえ、違う場所に先日言及しちゃいました。田中慎弥うんぬんを書いた者です。田中氏は源氏物語を何度も通読し、川端康成、三島由紀夫らの小説...
元増田です。 何かしら作品書いて、ブログで公開しているなら、立派じゃないですか? と思いますが。。。
有り難うございます。っていうか、逆に励まして頂き、恐縮です。あと、川端康成の雪国。恋愛テーマを書いているとき、(ブログで)何かの参考になるかと読みはじめたとき、雪国に...
僕もそのあたりの小説が好きなんですが、 近年の受賞作を見ていると、昭和文学のような雰囲気ではなく、 なんというか現代の文学のコンテクストに沿っているようなものがとっ...
実は川端康成を読んだのは、雪国が初めて。で、べらぼうに感激したので、他も読み始め。。。たものの、雪国を超える感動はなかったです。川端自身、雪国を超える作品は無理だと自...
>実は川端康成を読んだのは、雪国が初めて。で、べらぼうに感激したので、他も読み始め。。。たものの、雪国を超える感動はなかったです。川端自身、雪国を超える作品は無理だと...