もうすぐ30になるが、未だに親の怒りが怖い。だるいとかうざったいとも思うが、本質的には怖いんだと思う。元々干渉が多めの両親であったので小言を言われるのには慣れているが、何かの拍子で爆発したときの怒りが嫌だ。
毒親なのかもしれない。しかし一概にも「親が悪い」とも思えない自分がいる。自分に子供がいたら、親と似たような考え方をするかもしれない。だから子供は作らないと決めた。
毒親関係の記事によく「距離を置いたほうが良い」と書いてあるが、残念ながら離れても干渉はあまり減らなかった。親が顔を見せろと言うのを無視し続けるとそのうち電話口で怒鳴られる。
縁を切れたら楽かも、と思いつつもどうしても踏ん切りがつかない。それでも自分をここまで立派に育ててくれた親なのだ。縁を切ったらきっと後悔するだろう。
どうすればいいのかわからずにがんじがらめ。カウンセラーに話したところで解決にはならない。実家にいるときや電話口で親に小言を言われて「はい、はい」と言い続けて流すこともできるが、それだと言いなりになってしまうような気がするから、小言に対して反論をする。すると話が平行線のままになり言い争いに発展する。それが怖いから日々親の許容量を見定めつつ、計算をしながら言動の選択をしている。これは親と同じ空間にいてもいなくても一緒だ。
最近その計算が難しくなってきた。許容量計算の末に諦めてきたことを、最近は諦めきれなくなる。自分のやりたいことを優先したくなる。別に親に迷惑をかけているわけではないはず。そのあたりは迷惑を被る側の受け取り方次第なのでもしかしたら親は迷惑に思ってるかもしれないが、少なくとも自分はかけていないつもり。
どうしたものか…
他人に話して何か変わるわけがないじゃん。お前が何かしなきゃお前の未来は変わらない。
40ぐらいになるとようやく、あぁ親もただの人間なんだな。 人間というか、動物なんだなって思えてくる。 動物がきゃんきゃん吠えててても、まぁ、動物なんだから仕方ないやって思え...
☆゚・*:。.:今日も女は毒親叩き ・*:..:☆