感情が大きいこと。また、その様。
一緒にお出かけしてくれるフォロワー。
物腰が柔らかすぎるフォロワー。
いっぱい話を聞いてくれるフォロワー。
絵を見逃したフォロワー。
喜び、好意、楽しさ、怒り、憎しみ、悲しみ…
全て、あるアカウントがたった一人のフォロワーに向けた感情の一部である。私は決してこのあまりにも大きな感情の集まりを、やれヤンデレだのやれメンヘラだのやれ恋だのという言葉の箱には納めたくない。朝日みたいに眩しくキラキラした好意的な感情と曇った夜みたいに鬱々とした憎悪の感情を巡らせ続け、今私の人生はフォロワーの周りをぐるぐると回っている。いつかフォロワーにリムーブされてフォロワーの周りから消えちゃわないように、近づきたいという思いと反対に距離を取りながら。
フォロワーがだいすき。フォロワーが愛おしい。フォロワーがかわいい。フォロワーの声が好き。フォロワーの優しさ。真剣なフォロワーがカッコいい。フォロワーをずっと横から見ていたい。フォロワーより先にご飯を食べて眺めることに徹したい。落ち込んだフォロワーを元気にしたい。怒るフォロワーの背中を撫でたい。嫌いなフォロワーの話をするフォロワーがつらい。フォロワーと話すフォロワーにキレそう。フフォロワー私の知らない話をしないで。ツイート取り消さないでフォロワー。フォロワーに心配されたい。フォロワーに心配させたくない。されたくない。どうか一生リムーブしないでフォロワー。フォロワー……。フォロワー……。フォロワー……。
とても褒められた感情でないことは確かなので、この感情をフォロワーに告げる気は無い。フォロワーは私がこんな感情をフォロワーに抱いてることを知らぬまま墓に入って欲しいのだ。
最後さりげなく殺してる気がするw まあでもよいことだ
追記 フォロワーの通知だ フォロワーが寝るときにツイートしてくれるからフォロワーが寝るときに私も寝るね おやすみ、フォロワー……。