2019-03-20

何が何でも沖縄攻撃する人たち

ジュゴンが死んだ。

辺野古埋め立てとは関係性が立証されていないが、事実として、絶滅危機にある。

ジュゴン沖縄県民ダイナマイト漁によって個体を減らしたと言われている。その事実を元に、「県民自業自得であり、もうすでに個体数が減っているのだから保護無意味だ」のような論理も見られる。

かにジュゴンダイナマイト漁をしていたから、乱獲で減ったと言う言説は正しい。沖縄県資料にもある。ただし、それは戦後食糧難の時代であり、元はと言えば、戦争を始め、結果として沖縄を失うことになった国のせいである。

戦後食糧難は酷い有様で、ハワイから豚が送られてきたほどである。(出店:「海から豚がやってきた」記念碑検索)そう言うことも知らずに、「県民ジュゴンを乱獲した」と攻撃するのは近視眼的で悪趣味であろう。

なぜジュゴンを乱獲したのか、と言うバックグラウンドコンテキストに目を向けず、攻撃やす事実をいいことに論理を述べるのは賢くないと思う。言説は事実であるが故に、力を持つ。だからこそ、リツイートコピペ拡散する前に、落ち着いて事実の背景を咀嚼自分なりの考えを持つべきではないのか?

ちなみに、辺野古を埋め立て、ジュゴンの生息域を減らすのも、また国の行為である

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