2019-02-09

好きな人のにおい

今日好きな人に会う機会があった。

その人とはそれまで、一番近くても「個体距離・近接相(相手との距離45-75 cm)」[1]までしか接近したことがなかった。

たぶんあまり体臭がない人で、しかもいつも清潔にしているから、その人が持つ特有のにおいを感知したことがなかった。

でも今日は、狭い空間で会ったせいか、「密接距離・遠方相(15-45 cm)」[1]まで近づくことができた。

わざとではない。不可抗力である

出会ってから一年ちょっとつのだけれど、今日はじめて相手のにおいを感知することができた。

きっとその人のおうちのにおいなんだろうな~という感じのにおい。

長期間家を留守にしていて、帰ってきたときにあーうちってこんなにおいなんだなという感じのやつ。(わかるかな?)

別にいいにおいでもくさいにおいでもないんだけど、今日こっそりめちゃくちゃかぎまくった。鼻の奥にとっておきたかたから。

好きな人のにおい好きだなと思った。何かで遺伝的に近いと嫌なにおいだと感じると書いてあったので、きっと遺伝的にすごく遠い人なんだろう。


でも帰ってきて一人になるとにおいを忘れてしまった。当然か。

今は、今日の状況を思い出しながら必死ににおいを再生しようとしている。

出典

[1]wikipediaパーソナルスペース

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