http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000084-asahi-soci
全く分かってない人が多いけど、
育休延長ではなく、育休手当を1歳以降も延長するのに保育園落選通知が必要なんだよ。
「育休手当は本来は1歳までしか貰えないが、保育園に落選した場合は致し方ないから2歳まで延長して受給する」って制度になってるから。
保育園に入れるのに復帰しないならそりゃ個人の勝手だから金はやらん、って事。
例えば公務員なんかは3年育休が取れるけど、2年目に育休手当が欲しければ保育園落選通知が必要だし、3年目はどっちみち無給になる。
失業手当も「就職しようとしているのに就職出来ない」場合にしか貰えないだろ。
育休も同じこと。あくまで無条件保証期間は1歳までで、それ以上は「復職したいのに出来ない」人しか金は貰えない。
「就職しようと思えばできるけど働きたくないだけ」な人に失業手当が出ないのと一緒で
「復職しようと思えばできるけど働きたくないだけ」な人に育休手当は出ない。
でさ。
こういう事する人の多くは、実際の所は「育休延長して復帰するつもり」ですらなかったりする。
「最初から出産退職するつもりだけど育休手当は目一杯貰いたいから貰えるだけ貰ってから退職したい」って人も多いんだよね。
これも失業保険と同じだよ。失業保険も「最初から就職する気ないのに形だけ求職活動するふりして目一杯貰ってる」人は沢山いる。
そんなもんお役所側も分かってるけど、「本当に必死で保活しても入れなくて復職出来ない人」や
「本当に必死で就活しても就職出来ない人」と区別つかないからどうしようもないわけだ。
そういう前提を知らないと「保育園に入りたくても入れないのに『育休延長出来るなら保育園に入れなくてもいいね』とか言い出すのは間違ってる!」
とか言うお門違いな事を言ってしまうわけだ。