今のインターネットにはお互いを不幸にするために議論をする人たちがたくさんいる。
明らかに憂さ晴らしのための極論をぶって他人を嫌な思いにさせるタイプの人々が今のネットではとても目立つ。
彼らによってインターネットは先鋭化した極論や対極の極論を投げ合う地獄となり、
誰も彼も「自分にとって」都合の良い世の中にしたがっている。
社会正義よりも自分の気分や個人的な感情で問題の遡上に上げるかどうかを決めている。
そんな人々はどんなに正義ぶっていても自分に都合の悪い話題には絶対に触れないし、自分自身の邪悪さは理屈で正当化する。
他者を自分の正義によって攻撃し自分の邪悪さを上手くはぐらかす、そういう器用な人間がインターネットで他者を抑圧している。
もう疲れた。自分は善良を気取ることも露悪的に振る舞うこともできない。
人間の二面性を都合よく使い分ける不誠実な振る舞いを行い続けられるほど器用じゃない。
みんなはどうやって自分自身に内在する矛盾を解決しているんだろう?
誰に聞いても「考えすぎ」だと言われる。
人間というのはそんなに都合良く考えるのをやめられるのだろうか?