マンガやアニメのキャラクター、いやドラマや映画の実写であってすらも創作されたキャラクターには自意識とかいう醜いものは存在しない。
どんなに人間味あふれる性格付けで象られていたとしても、それは見る人に意味を伝えるためだけに作られた純粋なガラスの器なのだ。
しかしそこに自意識という臭くて澱んだ毒液を注がれるととたんに醜悪なオブジェと化してしまう。それがバーチューバーだ。
美しい二次元の器に醜い三次元女の魂を汚らしく詰め込んだ二次オタを殺す冒涜的な肉塊だ。
自意識に裏付けされた打算的な発言、人の目を気にして喋り、集団に慣れば猿のような奇声をあげる。