記録性の高さはもちろんだが、何より優秀なのはその確実性だ。
文字によるコミュニケーションでは同音異義語を容易に回避できる。
それどころか発声によってコミュニケーションを取った場合は、音そのものが正確に伝わらないリスクがある。
フォネティックコードなどというものがどうしてこの世界に産まれたのか、それは音声というものがあまりにも不確かだからだ。
キーボードを叩いて文字を入力する速さはもはや話す速度と大差がないではないか。
一見すれば口に出したほうが早いような錯覚を起こしうるのも、結局は文字をいちいち変換するのに時間を使っているからだ。
ぎゃくをいえば、おんせいによるこみゅにけーしょんは、もじをいっさいへんかんすることなく、すべてひらがなのままでそうしんしているようなものなのだ。
だってメールは保管が基本で一度おくったら取り消せないじゃん 電話なら「国民の敵だなんて言ってないアル」と言えば言った過去も撤回できる。 録音は技術としてはあるけど電話録音...