はてなキーワード: フォネティックコードとは
フォネティックコードというのは無線通信で、MとかNとか、BとDとかを聞き間違えないようにブラボー、デルタって呼称することらしい。
昔の戦争映画を見てるとたまに出てくるやつです。
こういうのって日常生活でも使ってほしいな、って常々思ってます。
アルファベットに限らず聞き間違いしやすいものってたくさんありますよね。
そういうの工夫して新しい呼称を決めていくのも社会規模的なライフハックとして進めてほしいなって思ってるんですけどね。
社長室と車掌室が同じ建物にあるとしたなら、せめて片一方だけでも全然違う名称にすればいいじゃないですか?
でも、そういう工夫ってどういうわけか頑ななまでにしないでしょ?わたしたちって。
変えてはいけないと思っているのか変えたほうが便利になるって気づいていないだけなのか、
発想がないのか面倒だと思っているのかはわからないんだけど。
でもこういったハックって少しずつの積み重ねをしていくことで気づいたらとても快適に生活ができるようになることじゃないですか。
フォネティックコードを使うべきなのに使わないので有罪である。
半年ぐらい前に我が職場にやってきた初老のおっちゃんがやたらフォネティックコードを使ってくる。
フォネティックコードとか言われても普通の人は分からんっ中年と言いたくてたまらない気持ちを同僚全員が抑えている。
チームアルファ・チームブラボー・チームチャーリーぐらいならハリウッド映画ごっこみたいでまあ面白いからと二ヶ月ぐらいブームになったけど、デルタ・エコー・フォックストロットから先は流石に分からなすぎて困る。
おっちゃんはなぜか「普通にアルファベットや英単語を伝えるよりフォネティックコードのほうが正確に伝わる」と思い込んでいるらしいが、正直言って全く伝わってこないことに気づいて欲しい。
こないだも仕事中に「リマ・オスカー・ヴィクター・エコー」といきなり言われたけど、何が言いたいのか全く伝わってこなかった。
むしろ聞き間違いを防ぐためのフォネティックコードみたいなもんじゃないの。
記録性の高さはもちろんだが、何より優秀なのはその確実性だ。
文字によるコミュニケーションでは同音異義語を容易に回避できる。
それどころか発声によってコミュニケーションを取った場合は、音そのものが正確に伝わらないリスクがある。
フォネティックコードなどというものがどうしてこの世界に産まれたのか、それは音声というものがあまりにも不確かだからだ。
キーボードを叩いて文字を入力する速さはもはや話す速度と大差がないではないか。
一見すれば口に出したほうが早いような錯覚を起こしうるのも、結局は文字をいちいち変換するのに時間を使っているからだ。
ぎゃくをいえば、おんせいによるこみゅにけーしょんは、もじをいっさいへんかんすることなく、すべてひらがなのままでそうしんしているようなものなのだ。
多分、そんな名前は存在しないという固定観念を、たったの一度の電話では破れないということなのだろう。
飲食店やカラオケ店に電話をするたび「お名前をフルネームでお願いします」と言われる。
いつも、一発で聞き取ってもらえない。
「響きが綺麗」で名前をつけたい親たちよ、世の中の人たちが「そういう名前もあるんだな」と思える名前をつけてくれ。
仮に「きらら」ちゃんだとすると「ひなな」「きあら」「いわな」みたいな、聞いた人が思った名前を勝手に名付けられてしまうんだ。
もう否定するのも面倒で、どうせこっちがもう一度名乗ってもその名前だと誤認されるから、言い直さない。
一時期フォネティックコードで名前を言う作戦も使っていたが、もう疲れたよ……。
DとTが区別つけづらいからデーって言うって話だけど、D(ディー)って発音されたらDとTどころか、
BとCとEとGとPとTが候補になって頭がホンワカパッパする俺みたいな人もいるから、区別がつくように発音してもらえるのは個人的にはとてもありがたい。
まあ、俺の場合は「デー(D)」って言ってもらったところで「ベー(B)ですか?テー(T)ですか?デー(D)ですか?」って聞いちゃうんだけどね……。
あまりにも俺が聞き間違えるから高校の同級生とは今でもフォネティックコードっぽいの使ってやり取りするけど、一度覚えてしまえば正確にやり取りできて楽なんだよなあ。