昔はたとえば『従姉妹とイチャイチャしてたら何か噂立てられて疎遠になってしばらく合わないうちに寝取られた挙げ句に死んでて泣きたくなった』といっただいぶ現実的な話も沢山あったしそういった物が評価されていたじゃん。
でもいつの間にか 宮部みゆき や 村上春樹 や 中島らも のような半分SF小説になっているような作品を書く連中がチヤホヤされだして、それに引きずられるように現実を舞台にした作品までどこか荒唐無稽な物語展開をしたもので溢れかえるようになってしまった。
現実には起こりえない嘘を描けるというのは確かに文学の強みであろうよ、しかしその力に振り回されそれ無しでは居られないと言わんばかりの状態はどうなのかと。