私を雇う前に、どうかそのことをよく考えてください。
御社が私に望んでいることを、ちゃんと分かるようになるまで少し時間をください。
私を信頼して下さい......それが何より嬉しいです。
私のことをずっと叱り続けたり、罰として権限を取り上げたりしないで下さい。
あなたには会社に友達や古くからの仲間もいるけれど、私には....御社が社会人として初めての経験なのです。
ちょくちょく私に話しかけて下さい。たとえ、あなたのほうが経験豊富で言っている事はわからなくても、あなたの喋り方を見れば、私が必要とされているか、分かるのです。
私のことをいつもどんな風に扱っているか、考えてみてください。あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。
私を叩く前に思い出して下さい。私はいつでもメルカリに行けるけれど、決して御社を裏切らないようにしているということを。
言うことをきかないとか、手におえないとか、怠け者だと叱る前にそうさせてしまった原因が無かったか、思い起こしてください。
あなたが分からない案件に私を押し込み、長い間放っておかれたことはなかったでしょうか。
私が疲れてしまっても、どうか世話をして下さい。
私達はお互いに、同じように疲れるのです。
「社会人としてどうかと思う」とか「逃げるなムカつく」とかそんなこと、言わないでほしい。
御社がしっかり見送ってくれるなら、私はどんなときでも皆さんを忘れません。
そして、どうぞ忘れないで。