別段(社会的に)成功したというわけではないのだが、今の私は明らかに"トロフィー"を求めている。
自分に自信があるわけでもないわけでもなく、スペック的にも平均程度でしかないが、"トロフィー=証"を求めているのは間違いない。
「気に入った女性を、自分の力で振り向かせ、惚れさせることができるだけの価値と魅力と能力がある男であること」の証が。
仕事、学業、趣味、etc.ほとんどのことは、他からの評価はともかく自分なりに納得・満足できるレベルにまで取り組めたという自覚があるのだが、色恋だけはそれがなく、結果何をどれだけやってもいつまでたっても満たされない。
色恋を除けば明日死ぬことになっても構わないというくらい満足できているが、色恋だけは自分なりにやり遂げるまでは死んでも死にきれない。
哲学的(?)にいえば、「私はなぜ男として産み落とされたのか、なぜ男でなければならなかったのか」という問いに対する納得できる答えを探している、ということになろうか。
「価値と魅力と能力がある男であること」さえ自覚できれば、別に色恋でなくてもいいのかもしれない。
しかも、色恋といっても誰かと付き合いたいわけでもなく、結婚したいわけでもなく、ましてセックスだけしたいというわけでもない。
大切なのはあくまで「価値と魅力と能力がある男であること」を実感できることなのである。
カウンセリングとやらに行ってみようかな。
キャバクラ行ってチヤホヤしてもらえばいいんじゃね?
そこでチヤホヤされるのは金の価値であって、私自身の価値ではない。
ワイフ
ワイフでなくていい。 ワイフは欲していない。 ワイフでなければ自分の欲求が満たされないのなら、ワイフがほしい。