そのことでウジウジ悩みそうになるのをどうにかしたい。
たとえば、少女終末旅行の終盤で膨大な蔵書が図書館にあるシーンがあったがあの本をすべて読みこむのは人間一人の人生ではほぼ不可能だろう。
だから選ばないといけない。
でもそうして選ぶのに時間を使いすぎると実際に味わう時間が減ってしまう。
そのジレンマが辛い。
ときには素晴らしいものばかりでなくクソみたいな物にも触れてみたい気持ちも生まれる。
自分がたまたま巡り合って手に取った偶然の産物を大事にしたい思いもある。
そういった事を考える事自体を楽しみたいし、そんなのは時間の無駄な気もする。
辛い。
正解を選ぶことばかり考えすぎていたせいで、間違いを選ぶ機会の多さを感じると息が苦しくなる。