僕は就職がしたくなくて、したくなくて就職から逃げまわった
どうして嫌だったのか、今考えてもまとまらない
とにかく、ずっと学生でいたかった
だけどそれもかなわなくて、しかたなしに教員になった
仕事は僕にとってあくまで飯の種
教員の仕事が特別だとは思わない
それなりに自分の能力を活かせているが、不満も多い
もし誰かが僕に、仕事をやめても養ってくれると保証してくれるなら明日辞表をだしてもよい
可能なら、また学生に戻りたいと心の底から思っている
そして、いま教え子の生徒が就職しようとしている
工場で働くんだ
生徒が学校を卒業して、生計を建てるようになる
本当なら、嬉しいはずだ
だけど、僕の心の中では「いっちゃダメだ!!!」と叫びたい気持ちでいっぱいだ
なんだか、かつて就職したくないと思った自分に言い聞かせるように
生徒にとってはきっと学校なんて踏み台に過ぎない
会社こそがゴールなんだと思うようにしている
それでもときどき、誰もが働かずにはいられないこの社会の有り様を僕は呪っている
僕がかつて反吐が出るほど嫌悪したオトナになり、労働なしで行きていけない情けないヒトであることを嫌悪している
Permalink | 記事への反応(1) | 23:12
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