2017-10-12

自由主義について日本人の多くが勘違いしていること

ネオリベラル古典派)=政府によるあらゆる規制に反対する

左派リベラルソーシャル)=政府の介入によってこそ自由は達成される

で、多くの人が勘違いしてるのが、ネオリベラル弱者を見捨てる思想だということ。

そうではなくて「民間による福祉」という前提があってこその政府による福祉否定だということ。

それに対して、左派政府の介入なくして平等自由社会は達成できないという意味ネオリベラル批判しているってこと。

ネオリベラルの論者当人は「弱者を見捨てる思想」だとは考えていないということ。

すなわち、ネオリベラル政府がやらなくても人々は自発的弱者を助けるものだという性善説に立っているということ。

左派から見れば右派リベラルの主張は右派リベラルの言うようには上手く機能せず

結果的弱者を見捨てることになってしまうから、「弱者を見捨てる思想」だと批判するのだということ。

よって「弱者がどうなっても構わない」と考える思想ネオリベラルではないということ。

それどころか、そういう思想を持つ人が多数いるのならネオリベラル思想は成り立たなくなってしまうので

ネオリベラルにとってそういう人は敵であるということ。

  • 人の善意に任せたら善意に与れる人以外は救われないと思っているので その論理に従えばネオリベよりはリベラルに加勢したいとこだけど 日本じゃなぜか自称リベラルこそ真っ先に弱者...

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