■anond:20170905121504

行為ABCDにはあなたの好きなものを何を入れてもいい。アニメでもいいし同性愛でもいいしゲームでも音楽でもなんでもいい。

世間の風潮として偏見を持たれている行為Aをする人間は避けたい、自分に危害を加える可能性がある、ってここまでは分かる。理屈じゃなくて感情として恐怖が先立つ。それを表明するのもどうかと思うけど、とりあえず置いとく。

だけど、後半の行為Aをする人間に対して行為Aをやめろ(やめたほうがいい)、と表明するのは違うと思う。

それは行為Aをする人間に対して、お前に行為Aをする自由はない、と遠回りに表明するのと同じだ。

自由は憲法で決まってるし、行為Aが法を破って実害を与えてるならともかく、あなたにとって行為Aが示威的に感じられたとしても、行為Aは合法。

行為Aを個人的に恐怖することもその人の自由だけど、その人が行為Aをやめたほうがいいと表明するのは、その人が他人に自由を行使すべきではないって表明してるのと同じこと。

行為Aへの恐怖はその人個人のものだけど、仮に合法な行為への差別(やその表明)がまかり通るようになると、他の行為B行為C行為Dその他への差別(やその表明)がまかり通るようになる。もしかしたら行為Bは行為Aを差別する人にとってすごく大事なものかもしれない。

差別じゃなくて刺青は違法化したいって表明するならそれはいいんじゃないかな。もしそれが実際には差別だったとしても国を挙げての差別だったとしたら違法っていう名前で差別を上書きできる。(個人的にはそんなのクソだと思うけど)

自分も個人的に全身に刺青入れてる人間が全く怖くないって言ったら嘘になるけど、俺の仲良い友達のひとりは一箇所に凄いかっこいい刺青入れてて実際かっこいい。

Permalink | 記事への反応(1) | 13:02

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