「表現の自由」と一緒に「表現したものを内々で楽しみたい自由」があって
なんでそうなったかと言うと、その昔オタクがひどく排斥されたからです。
「自分たちは自分たちの中だけでひっそりと暮らしましょう。それならばひどい目にも合わないから」という感じ。
現在、わりと好意的にオタクが受け入れられている印象があるけれど
それすら裏ではみんなでバカにしているんじゃないかと思ってしまうほど、過去に受けたトラウマは消えないもんです。
で、こそこそとしていると「人に見せられないものを描くな」とか言ってくる人もいるわけで。
そもそもオープンにグローバルにやることが手放しで良い事という前提ではなくて。
表現自体はすばらしいことだけど、その方法論や場の形成にも文脈があるので
それを度外視してコミケにおける表現について論じたりテレビで紹介するのはナンセンスかな。