多分それは病のせい。
僕が患っている病。双極性障害。
躁鬱病と書くと狂人のように激しい感情の起伏を催すように思うかもしれないが、僕の場合は双極性障害“二型”だから激しすぎる起伏は無い。
症状のほとんどはうつ状態として現れる。長い長いどんよりとしたうつ状態が続き、時々、本当に時々、些細な躁状態になることがある。そんな病。
僕もこの前までは、うつ病だと診断されていた。
でも幸いと言うべきか、ほんの少しの期間だけ発症する躁状態がたまたま出てきたおかげで躁鬱病だと正しく診断されることができた。
うつでも躁でもない、普通の状態というのがどういうものなのか。
エネルギーがなく気持ちも塞ぎ込んでいる時は「うつ状態」。それは解りやすい。
エネルギーが満ち溢れていて気持ちも前向き。これも「躁状態」だと解りやすい。
けれど、エネルギーはそこそこあるけど気持ちが塞ぎ込んでる時もある。
そしてこれは多分「軽いうつ状態」ということになる。
では、エネルギーがそこそこあって気持ちが前向きになっている時、これはなんだろう?
いやこれは「軽い躁状態」なんじゃないのか?
そう考えると「普通」って一体なんなんだろうかと思えてくるのだ。
実は人間はみんな躁鬱病で、人間の状態には「うつ」と「躁」しか無いんじゃないか?
死にたいと思うことだって、特別なことではないように思う。誰だって一度は死にたいと思ったことがあるだろう。
何が「普通」で、何が「異常」なのか?
その線引きは一体誰がどうやって決めてるんだろう。
とても分かる必要がある質問とは思えないな いわゆる病気で困るのはやりたいことやるべきことができない状態になるから困るんであって、そういう意味での病気状態は鬱時だけだ 単純...