6月の上旬。既に書かれている通り、入口で誓約書を書いて中に入ってもただ暗いだけで中には何もない。暗闇の中でこれは何なのか?自分が何かを見落としているのか?って考えて釈然としないまま出てきたところでネタばらし。嘘を含めた拡散OKという紙があって、ああ、そういうことかと。
なるほどな、とは思った。ネットで虚実混ざるレビューが書かれることで、実際にあったことはよくわからないまま評判だけが膨れ上がる。酷評または絶賛を書くことという条件があって、まとめに絶賛意見しか載っていないという反応も完全に掌の上だったのかなと思った。アイディア自体は悪くない。とはいえ、拡散に協力する義理まではないかなと思ったので、特にコメントや拡散はしないで終わった。翌週になって金を取るようになったと聞いて、それはどうかと思ったが。無料だからギリギリ許されるところだろうと。
その時は痴漢の存在をまったく気にしていなかったが、言われてみれば対策がなかった点は本当に駄目だ。今回の趣旨からいえば、もっと安全な方法でやることもできただろう。
「展示」の本旨は嘘を含めた拡散OKにあって、これが全てと言っていい。そこを踏まえていない短絡的な批判(ダイアログインザダークのパクリとか)が目立ったのには、もやっとした。