真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
いい質問だ。
答えとしてはYESだが、残念ながら人間ほど整備はされていないのが現状だ。
このあたりは近年でもちょくちょくメディアで取り上げられて、機械にも人間と同じ労基を望む政治屋もいるが、「機械に人権はない」という論調が主流だな。
なのでフル稼働で働きたいだけならともかく、もし人一倍働いて人間より多くの給料を手に入れるだとかを期待しているなら気をつけたほうがいい。
油断すると、まともに貰えないかもしれない。
なので念のために、交渉用の武器をオプションで搭載してもらおう。
俗に言う五次元だな。
その爪を見つけたいなら、何とかして未来にメッセージを届けるしかない。
そしたら未来の人が見つけてくれる。
後はその爪を持って元の時代に戻ればいい。
もし君がそんなことをせずに爪を見つけたのなら、そこには未来の人間たちの才能と愛情があったことを噛み締めて欲しい。
君がこれまで生きてきて、他人の言ったダジャレを聞いたときに「死ね」と思った回数だよ。
或いは、自分でも面白いとは思っていないのに、ほぼ無意識に言ってしまったダジャレの数だ。
720という数字はそのどちらかだ。